大人から始める剣道防具の選び方|社会人初心者が失敗しない4つのコツ

大人から剣道を始める場合、最初の防具は「高価な本格品」より「体に合うサイズで、扱いやすく、続けやすいもの」を選ぶのが失敗しないコツです。入門向けの防具セットは税込5万円前後からあり、購入のタイミングは指導者から声がかかってからで十分間に合います。

この記事では、社会人・大学生など大人の初心者が防具を選ぶときに押さえたいポイントを、購入時期・予算・素材・サイズの順に整理します。

目次

  • 大人の初心者が防具を買うタイミング
  • 最初にそろえるものと予算の目安
  • 大人の初心者に向く防具の条件
  • 刺しの細かさと素材の違い
  • サイズ選びで失敗しないために
  • 購入後に長く使うための手入れ
  • よくある質問
  • まとめ

大人の初心者が防具を買うタイミング

大人の入門者は、最初から防具を着けて稽古するわけではありません。一般的には、剣道着・袴を着て竹刀を持ち、礼法・構え・足さばき・素振り・空間打突といった基本を数週間から数か月かけて身につけます。その後、打たれても安全な段階になってから防具を着けた稽古に進みます。

そのため、入門と同時に防具を買う必要はありません。むしろ、実際に稽古を体験し、続けられそうだと感じてから選ぶほうが、自分の稽古頻度や体格に合ったものを選べます。道場や社会人サークルによっては貸し出し用の防具がある場合もあるので、まずは指導者に「防具はいつごろ必要か」「どのくらいの予算が一般的か」を相談しておくと安心です。

最初にそろえるものと予算の目安

剣道を始めるときに必要なものは、段階によって変わります。大人の初心者がそろえる順番と、価格帯の目安を表にまとめました。価格は製品によって大きく異なるため、あくまで目安としてご覧ください。

時期 必要なもの 予算の目安
入門直後 剣道着・袴 上下で1〜2万円前後
入門直後 竹刀(一般用39)・竹刀袋 竹刀1本3,000円前後〜
防具稽古の前 防具(面・小手・胴・垂) 入門向けで5万円前後〜
防具稽古の前 防具袋・手ぬぐい・名札(垂ネーム) 防具袋5,000円前後〜

まとめて考えると、合計で7〜10万円程度を見ておくと、品質と価格のバランスが取れた選択がしやすくなります。防具・剣道着・竹刀などが一式になった「初心者フルセット」を使えば、買い忘れを防ぎながら費用の見通しも立てやすくなります。

大人の初心者におすすめの防具セット

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大人の初心者に向く防具の条件

大人の初心者が防具を選ぶときは、次の3つを優先すると失敗が少なくなります。

体に合うサイズであること

どれだけ良い防具でも、サイズが合っていなければ打突の衝撃を受けやすく、動きにくくなります。とくに面は、頭まわりや顔の形に合っていないとずれたり視界が狭くなったりします。サイズは価格やグレードより優先して考えましょう。

扱いやすく、乾きやすいこと

仕事帰りや週末に稽古する社会人は、稽古後に防具を十分に乾かす時間を取りにくいことがあります。乾きやすい素材や、内輪(顔に当たる部分)を洗えるモデルを選ぶと、においや傷みを抑えやすくなります。

続けられる価格であること

初めての防具は、稽古を続けるうちに体の使い方が変わり、好みもはっきりしてきます。最初から最上級品を選ぶより、入門〜中級クラスの防具で稽古を重ね、昇段や稽古頻度に合わせて買い替えや単品のグレードアップを考えるほうが合理的です。

刺しの細かさと素材の違い

防具の商品名にある「6mm」「5mm」などの数字は、布団の刺し目の間隔(ピッチ)を表します。一般に、ピッチが細かいほど布団が締まって薄く軽く、体になじみやすくなり、価格も上がる傾向があります。ピッチが粗いものはふっくらとして衝撃をやわらげやすく、価格も抑えめです。

項目 ピッチが粗め(6mm前後) ピッチが細かめ(5mm以下)
着け心地 ふっくらして厚み・クッション性がある 締まっていて体になじみやすい
価格 抑えめ 高めになりやすい
向いている人 最初の1セット、予算を抑えたい人 稽古頻度が高い人、2セット目

素材は、伝統的な綿の「織刺」や紺の生地のほか、軽くて乾きやすいジャージ素材やポリエステル素材もあります。織刺は丈夫で風合いがあり、ジャージ素材は軽さとお手入れのしやすさが特長です。社会人で稽古の頻度がそれほど高くなく、手入れの手間を減らしたい方は、乾きやすい素材や洗える防具を候補に入れるとよいでしょう。

サイズ選びで失敗しないために

通販で防具を選ぶ場合は、販売店の採寸ガイドに沿って測ることが大切です。測る場所は防具ごとに次のとおりです。

  • 面:頭まわり(額から後頭部にかけての周囲)と顔の長さ
  • 小手:手のひらの大きさ、指の長さ
  • 胴:胸囲・身長
  • 垂:胴回り

大人の場合、体格の個人差が大きく、同じ身長でも頭や手のサイズは人それぞれです。メジャーの当て方で数センチずれることもあるため、2回測って確認するか、家族に手伝ってもらうと正確です。迷ったときは、BUSHIZOの東京・渋谷ショールーム(ショールームのご案内)で実物を試着したり、スタッフに相談したりする方法もあります。

BUSHIZOで選べる大学生・一般向け防具セット

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購入後に長く使うための手入れ

防具は汗を多く吸うため、稽古後の手入れで寿命が大きく変わります。帰宅したら防具袋から出し、風通しのよい日陰で乾かしましょう。面は内輪の汗をタオルで押さえて取り、小手は手の内に空気が通るよう広げておくと乾きやすくなります。直射日光やドライヤーの熱は革や布地を傷めることがあるので避けてください。

また、面紐や小手の紐がほつれてきたら早めに交換します。小さな破れやほつれを放置すると修理が大がかりになるため、気になる箇所があれば購入店に相談すると安心です。

よくある質問

大人の初心者は、入門してすぐに防具を買うべきですか?

すぐに買う必要はありません。多くの道場や教室では、最初の数週間〜数か月は剣道着と竹刀で基本動作を練習し、指導者から「そろそろ防具を」と声がかかってから購入します。購入前に指導者へ時期と予算を相談するのが確実です。

大人の初心者向け防具の予算はどのくらいですか?

面・小手・胴・垂の4点セットで、入門向けは税込5万円前後からあります。剣道着・袴・竹刀・防具袋まで含めると、合計で7〜10万円程度を見ておくと選択肢が広がります。

ジャージ素材の防具は大人が使っても問題ありませんか?

問題ありません。軽くて乾きやすく、洗えるモデルもあるため、仕事帰りに週1〜2回稽古する社会人には扱いやすい素材です。ただし所属先によって慣習がある場合もあるので、指導者に一言確認すると安心です。

通販で防具を買うときのサイズはどう測ればよいですか?

面は頭まわり、小手は手の大きさ、胴は胸囲や身長、垂は胴回りが目安になります。メジャーの当て方で数センチずれることがあるため、販売店の採寸ガイドに沿って測り、迷う場合はショールームでの採寸や相談を利用してください。

まとめ

大人の初心者が防具を選ぶときは、購入のタイミングを指導者と相談し、サイズ・扱いやすさ・続けやすい価格の3点を優先するのが基本です。入門向けの防具セットなら税込5万円前後から選べ、フルセットを使えば必要なものをまとめてそろえられます。剣道着の選び方は剣道着のサイズの選び方|身長別サイズ表と洗濯による縮みの考え方、面の詳しい選び方は剣道の面の選び方|面金・面布団・サイズの5つのチェックポイントもあわせてご覧ください。

BUSHIZOでは、初心者向け防具セットや大学生・一般向け防具セットを多数そろえています。サイズや予算に迷ったら、渋谷ショールームや通販のお問い合わせからお気軽にご相談ください。

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