剣道の垂ネーム(名札)とは?正しい選び方を徹底解説
剣道で使う垂ネーム(正式名称:名札)を選ぶとき、どのような基準で選んでいますか?
「どれも同じに見える」と思われがちですが、実は素材・用途・形状によって性能も印象も大きく異なります。
この記事では、剣道の試合や稽古で欠かせない垂ネームの選び方とおすすめ素材を、初心者から上級者まで分かりやすく解説します。
稽古用・試合用・助っ人用など、用途に合わせた最適な垂ネームを見つけましょう。
📋 この記事の目次
- 垂ネームとは?正式名称と役割
- 垂ネームの規定と正しい付け方
- サイズ・字体・文字色の選び方
- 用途別おすすめ垂ネーム(稽古・試合・助っ人)
- 素材別おすすめ(黒生地・正藍染・武州正藍染・ビロード)
- 文字部分の素材(貼るタイプ・刺繍タイプ)
- 形状別おすすめ(筒状・V字縫製)
- 新しい垂ネームで気持ちを新たに
垂ネーム(名札)とは?その役割と重要性
垂ネームとは、剣道の垂の中央部分につける所属名と名前入りの名札のことです。
剣道では、全員が紺の道着と防具を着用し、面を付けると顔が隠れるため、誰が誰なのか判別しにくくなります。
そのため、垂ネームを装着することで、遠くからでも一目で選手を識別できるようになっています。
正式名称は「名札」
一般的に「垂ネーム」「ゼッケン」「名札」などと呼ばれていますが、全日本剣道連盟では「名札」が正式名称とされています。
「名札《×ゼッケン、垂れネーム》」が正しい剣道用語です。
本記事では、一般的に使用されている「垂ネーム」という呼称も併用して解説していきます。
垂ネームの規定と正しい付け方
※全日本剣道連盟HPより抜粋
取り付け位置と方法
垂ネームは、中央の垂にまっすぐ取り付けるのが基本です。
試合規定にも明記されており、ずれていたり斜めになっていると、見栄えが悪くなるだけでなく礼法的にも好ましくありません。
団体ごとのルール確認が必須
垂ネームを作成する前に、必ず以下の点を確認しましょう:
- 所属団体のロゴや字体の指定があるか
- 文字色や生地色の規定があるか
- サイズの推奨基準があるか
- 白い防具を使用する場合の色の組み合わせ
💡 白い防具を使用している場合は、白地に紺文字の垂ネームを使用するケースもあります。
作成前に所属先の規定を必ず確認してください。
サイズ・字体・文字色の選び方
サイズの選び方と測り方
垂ネームには主に次の3サイズがあります。
縦のサイズは止め革の下から測定します。
| サイズ | 縦×横(cm) | 推奨対象(対象者/身長/垂サイズ) |
|---|---|---|
| Sサイズ(小) | 24×16 | 小学生/130~150cm/S・SS |
| Mサイズ(中) | 25×17 | 女性・中高生/150~165cm/M |
| Lサイズ(大) | 26×18 | 標準体型 /身長160cm以上/L |
⚠️ 垂の大きさに合わせて垂ネーム(名札)のサイズを選択する必要があります。例えば、身長が140cmの小学生がSサイズの垂を使用していたら垂ネームもSサイズを選びます。持っている垂のサイズが不明な場合は目安身長から判断するか、防具店へご相談することをオススメします。
字体の選び方
字体は「楷書」「行書」「隷書」などが一般的です。
さらに最近では、以下のような特別な字体も人気があります:
- 書道家による「勝負文字」(験担ぎ・勝負運を高める)
- 「開運書体」(運気を呼び込む字体)
- 自筆文字の持ち込み(オリジナリティを出したい方に)
- 所属団体によって指定の字体がある場合があります
- 旧字体など漢字の誤りがないよう正確に伝えることが大切です
- 読みやすさと見栄えのバランスを考慮しましょう
文字の色の選び方
基本は白色ですが、実は微妙な色味の違いを選ぶことができます:
- 純白(標準的な白色)
- 金色がかった白(温かみのある印象)
- 銀色がかった白(クールで上品な印象)
- 青みがかった白(清涼感のある印象)
試合で目立ちたい方は、光沢のある刺繍糸を使うと上品で高級感のある印象になります。
用途別おすすめ垂ネーム
稽古用|コストパフォーマンス重視
普段の稽古には、手頃で丈夫なタイプを選びましょう。
おすすめは「ハリロン黒生地」です。
- 圧縮熱プレスでしっかり接着されており、剥がれにくい
- 軽量で扱いやすい
- コストパフォーマンスに優れている
- 小学生や初心者にも最適
試合用|高級感と美しさ重視
試合や審査では、見た目の美しさと高級感が大切です。
おすすめは「武州正藍染 刺繍仕様」です。
- 自然発酵藍染による深みのある紺色
- 上品な刺繍で高級感を演出
- 使うほど味が出る経年変化を楽しめる
- 耐久性が高く、長く愛用できる
- 試合や昇段審査で格の高さを示せる
複数の所属がある場合|両面タイプ
会社と地元剣友会など、2つの団体に所属する剣士には「両面版クラリーノ垂ネーム」がおすすめです。
- 表と裏で所属名を変えられる
- 付け替えの手間がない
- クラリーノ素材で軽量かつ耐久性が高い
- コストパフォーマンスに優れる(2枚分を1枚で)
助っ人試合用|所属名のみタイプ

助っ人として出場する際には、所属名のみの垂ネームを使用します。
通常の垂ネームの上から巻き付けるタイプが便利です。
- 助っ人出場時に必須のアイテム
- 通常の垂ネームの上から簡単に装着可能
- 複数の団体の助っ人をする方に便利
- 試合規定に適合した形状
💡 助っ人出場が多い方は、複数の団体名を用意しておくと便利です。
素材別おすすめ垂ネーム
黒生地|スタンダードで扱いやすい
最も一般的で、稽古用に人気の素材です。
- 軽く扱いやすい
- コストパフォーマンスに優れている
- 初心者から上級者まで幅広く使用される
- メンテナンスが簡単
正藍染紺反|伝統的な深い紺色
化学染料を使わず、天然藍を発酵させて染め上げた伝統生地です。
- 色落ちしにくい
- 深みのある紺色が魅力
- 天然素材ならではの風合い
- 試合用としても人気
武州正藍染|最高級の伝統工芸品
埼玉県の伝統工芸で、手染めによる温かみのある風合いが特徴です。
- 洗うほどに色が冴える
- 剣士の格を感じさせる高級素材
- 経年変化を楽しめる
- 一生もの品質
- 試合や昇段審査に最適
埼玉県羽生市・行田市周辺で江戸時代から続く伝統的な藍染技法です。
自然発酵建ての本藍染めで、化学染料を一切使用せず、職人が一枚一枚手作業で染め上げます。
使い込むほどに深みと艶が増し、独特の風合いを楽しめることから、剣道家に高く評価されています。
ビロード地|高級感のある光沢
柔軟で耐摩耗性が高く、光沢のある質感が特徴です。
- 試合で映える高級感
- 耐久性が高い
- 独特の風合いと光沢
- 他の剣士と差をつけたい方におすすめ
文字部分の素材別おすすめ
貼るタイプ|手頃で実用的
クラリーノ
- 軽量で耐水性がある
- 文字の立体感が抜群
- 耐久性に優れている
- 価格と品質のバランスが良い
ハリロン
- 高熱圧着で剥がれにくい
- コストパフォーマンス重視の方におすすめ
- 稽古用として最適
- メンテナンスが簡単
刺繍タイプ|最高級の仕上がり
最も高級感があり、耐久性にも優れます。
- 筆運びを意識した繊細な刺繍
- 長く愛用できる耐久性
- 上品で格調高い印象
- 試合や昇段審査に最適
- 光沢のある糸で存在感を演出
- 試合や昇段審査で使用したい
- 長く愛用できる一生ものを求めている
- 高級感と品格を重視する
- ギフトとして贈りたい
形状別おすすめ垂ネーム
垂ネームには「筒状」と「V字縫製」の2種類があります。
筒状タイプ|スタンダードで実用的
- 標準的な形状で耐久性が高い
- 幅広い防具に対応
- 取り付けが簡単
- 稽古用・試合用ともに使える
V字縫製タイプ|スッキリした美しいシルエット
- すっきり見える洗練された形状
- 美しい印象を与える
- 特に試合用におすすめ
- 見栄えを重視する方に人気
筒状タイプ:実用性重視・稽古メイン・コスパ重視の方
V字縫製タイプ:見た目重視・試合メイン・こだわり派の方
新しい垂ネームで心機一転!
垂ネームを新調するタイミング
新しい垂ネームに替えるおすすめのタイミング:
- 新しい学校や道場への所属時
- 防具を新調したとき
- 昇段審査を控えているとき
- 重要な試合の前
- 垂ネームが古くなったり、文字が薄れたとき
新しい名札は気持ちを引き締め、稽古へのモチベーションを高めてくれます。
剣道の垂ネームは、単なる名札ではなく、自分の誇りと所属を示す大切な象徴です。
素材や字体にこだわって、自分らしい一枚を選びましょう。
垂ネーム選びで大切にしたいこと
垂ネームは剣道家としてのアイデンティティを示すものです。
以下のポイントを意識して選びましょう:
- 用途に合った素材を選ぶ(稽古用か試合用か)
- 所属団体の規定を事前確認する
- 長く使えるものを選ぶ(特に試合用)
- 自分の気持ちが高まるものを選ぶ
まとめ:垂ネーム選びの重要ポイント
- 用途を明確に:稽古用・試合用・助っ人用のどれか
- 素材を選ぶ:黒生地・正藍染・武州正藍染・ビロード
- 文字タイプを選ぶ:貼るタイプ(クラリーノ・ハリロン)・刺繍タイプ
- 形状を選ぶ:筒状タイプ・V字縫製タイプ
- サイズを選ぶ:小(24×16)・中(25×17)・大(26×18)
- 字体を選ぶ:楷書・行書・隷書・勝負文字など
- 文字色を選ぶ:純白・金色がかった白・銀色がかった白など
- 所属団体の規定確認:ロゴ・字体・サイズの指定有無
用途別おすすめ早見表
| 用途 | おすすめ素材 | おすすめ文字タイプ | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 稽古用 | ハリロン黒生地 | 貼るタイプ(ハリロン) | 低〜中 |
| 試合用 | 武州正藍染・正藍染紺反 | 刺繍タイプ | 中〜高 |
| 審査用 | 武州正藍染 | 刺繍タイプ | 高 |
| 複数所属 | 両面クラリーノ | 貼るタイプ(クラリーノ) | 中 |
| 助っ人用 | 黒生地 | 貼るタイプ | 低 |
最後に
垂ネームは、剣道家としての誇りとアイデンティティを示す重要なアイテムです。
単なる名札としてではなく、自分の剣道人生を象徴する一枚として、こだわりを持って選んでいただければ幸いです。
新しい垂ネームを身につけることで、気持ちも新たに稽古に励むことができます。
素材・字体・形状など、この記事で紹介したポイントを参考に、最高の一枚を見つけてください。
BUSHIZIOではオリジナル名札を作成することが出来ます!!

BUSHIZOでは、お客様のご要望に合わせたオリジナル垂ネーム(名札)の作成を承っております。
ぜひご相談ください!!
※納期や在庫状況は時期により異なります。詳細は商品ページまたはお問い合わせにてご確認ください。
※ご注意:
垂ネームの規定は所属団体によって異なる場合があります。
作成前に必ず所属先の規定をご確認ください。
お問い合わせ:
BUSHIZO渋谷ショールーム
営業時間等の詳細は公式サイトでご確認ください。
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