【2026年最新版】剣道着の洗い方完全ガイド| 素材別・正しい手入れで長持ちさせる方法

【2026年最新版】剣道着の洗い方完全ガイド| 素材別・正しい手入れで長持ちさせる方法

著者:BUSHIZO渋谷ショールーム 工藤 | 公開日:2026年2月

動画で見る|剣道着・袴の手入れ

はじめに|道着の洗い方、迷っていませんか?

剣道着(剣道衣)は、稽古のたびに大量の汗を吸い込む道具です。
面や小手といった防具に比べて肌に直接密着し、さらに胴の下に着るため、汗・ニオイのケアが欠かせません。

しかし、いざ洗おうとすると「洗濯機に入れていいの?」「藍が落ちてしまわない?」「縮まないか心配」と、
判断に迷われる方も多いのではないでしょうか。

BUSHIZOには日々、剣士の方や保護者の方から道着のお手入れに関するご相談をいただいています。
今回は「素材ごとの正しい洗い方」を中心に、長く道着を使い続けるためのポイントをまとめました。

⚠️ 本記事は一般的な洗濯方法の目安を掲載しています。商品によって洗濯表示が異なります。
必ずご使用の道着に付いている洗濯表示を確認してから洗濯してください。

剣道着の素材は2種類+α|まず自分の道着を確認しよう

剣道着の洗い方は、素材によって大きく異なります
まずはお手持ちの道着がどの素材に該当するかを確認しましょう。

素材 特徴 洗濯難易度
ジャージ(ポリエステル) 軽くて速乾。稽古用として人気 ◎ 簡単
藍染(綿) 本格的な風合い。抗菌・防臭効果あり △ 丁寧な手入れが必要
FT生地(綿×ポリエステル混紡) 綿の風合いとポリエステルの扱いやすさを兼ね備えた生地 ○ やや注意

「自分の道着がどの素材かわからない」という場合は、購入時の商品ページや、道着についている品質表示タグを確認してください。
ご不明な場合はBUSHIZOまでお気軽にお問い合わせください。

① ジャージ剣道着(ポリエステル)の洗い方

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ジャージ素材の剣道着は、ポリエステル製のスポーツウェアと同じ感覚でお手入れできます。
色落ちもほぼなく、速乾性に優れているため、毎日稽古がある学生の方や、汗をよくかく夏場に特に重宝されます。

【洗濯機で洗う場合の手順】

① 衿・脇・ウエストまわりなど汚れやすい部分に液体洗剤を直接塗布する

② 道着を畳んで洗濯ネットに入れる

③ 洗濯機の「手洗いモード」または「おしゃれ着コース」で洗う

④ 脱水後すぐに取り出し、シワを伸ばして裏返しにして陰干しする

✅ ジャージ道着は乾燥機の使用が可能な場合もありますが、縮みの原因になることがあります。
洗濯表示を確認し、可能であれば陰干しを推奨します。

② 藍染(綿)剣道着の洗い方

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藍染の綿道着は、剣道の伝統的な道着です。
藍には抗菌・防臭・防虫効果があり、正しくケアすれば長年使い続けることができます。
一方で、取り扱いを誤ると藍が急激に落ちてしまうため、丁寧なお手入れが必要です。

藍止めとは?新品道着に必ず行う処置

新品の藍染道着は、余分な藍が表面に多く付着しています。
そのまま使用・洗濯をすると、肌や他の衣類に藍が大量に移ってしまいます。

そこで、初めて使用する前に必ず「藍止め」を行いましょう。

【藍止めの方法】

① 大きめのバケツや浴槽に水を張り、お酢(穀物酢)を加える
 (目安:水10リットルに対してお酢200ml程度)

② 道着を浸して10〜20分ほど置く

③ 水が青く染まった後、水が透明に近くなるまで何度もすすぎを繰り返す

④ 脱水せず水気を切り、陰干しする

⚠️ 藍止めの際、水が真っ青になります。浴槽や洗面台が着色することがあるので、
汚れてもよい容器や浴槽で行ってください。ゴム手袋の着用もおすすめします。

藍染道着の手洗い手順

藍染道着の洗濯は、基本的に手洗いが原則です。
洗剤・洗濯機・脱水機の使用は藍の色落ちや生地へのダメージの原因になります。

【手洗いの手順】

① 大きめのバケツや浴槽にぬるま湯(30℃程度)を張る

② 道着を広げた状態で浸し、踏み洗い・押し洗いでやさしく洗う
 (手でゴシゴシこすると色落ち・色ムラの原因になります)

③ 洗い終わったら、水を取り替えながら2〜3回すすぐ

④ 脱水機は使わず、両手でやさしく押さえて水気を切る
 または、洗濯機の脱水を30秒〜1分のみ使用する(生地を裏返してから)

⑤ 形を整えて裏返しにし、陰干しする

洗剤を使う場合は、漂白剤・蛍光増白剤が入っていないものを選んでください。
剣道着・袴専用の洗濯洗剤(酵素配合タイプ)も市販されており、藍に優しい洗い方ができます。
使い込んだ道着でニオイが気になる場合は、洗剤の使用を検討してもよいでしょう。

絶対NG!やってはいけない洗い方

洗濯機でそのまま洗う…部分的に強い摩擦がかかり、色ムラ・色落ちの原因に

洗剤(通常の合成洗剤)を使う…化学物質が藍を急速に分解してしまう

他の衣類と一緒に洗う…藍が他の衣類に色移りする

乾燥機にかける…縮み・型崩れの原因になる

直射日光に当てて干す…色褪せ・変色の原因になる

洗濯後にそのまま放置する…カビ・悪臭の原因になる

③ FT生地(綿×ポリエステル混紡)道着の洗い方


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FT生地とは、綿とポリエステルを組み合わせた混紡素材の道着です。
綿が持つ吸湿性や柔らかな肌触りと、ポリエステルの速乾性・形状安定性を兼ね備えており、
稽古用として幅広い層に使われています。

純粋な藍染綿道着ほど扱いに神経を使わずに済む一方、洗濯機で無頓着に洗うと縮みや色落ちが起きることがあります。
以下の手順を参考に、丁寧にお手入れください。

【FT生地道着の洗濯手順】

① 衿・脇など汚れの目立つ部分に、中性洗剤を直接少量なじませておく

② 道着を裏返し、畳んで洗濯ネットに入れる

③ 洗濯機の「手洗いモード」または「おしゃれ着コース」(水温30℃以下)で洗う

④ 他の白い衣類・明るい色の衣類とは必ず分けて洗う
 (初回は特に色落ちが出る場合があります。最初の数回は単独洗いを推奨します)

⑤ 脱水は短時間(1分程度)に留め、取り出したらすぐにシワを伸ばす

⑥ 形を整えて裏返しにし、陰干しする

⚠️ 漂白剤・蛍光増白剤が入った洗剤の使用は避けてください。生地の色を傷める原因になります。
⚠️ 乾燥機の使用は縮みの原因となるため、基本的にお控えください。
⚠️ 洗濯表示は必ず商品タグでご確認ください。商品によって指定が異なります。

FT生地は使い続けることで生地がなじみ、着心地が向上していきます。
適切なお手入れを続けることで、長期間快適にご使用いただけます。

洗濯頻度の目安

道着の洗濯頻度は素材と使用状況によって異なります。
洗いすぎると生地が傷みますが、放置しすぎるとカビやニオイの原因になります。

素材 推奨洗濯頻度
ジャージ(ポリエステル) 毎回の稽古後、または1〜2回に1回
藍染(綿) 塩が吹いてきたとき・ニオイが気になったとき。
目安として夏は月2〜3回、秋冬はワンシーズンに1〜2回程度
FT生地(混紡) 2〜3回の稽古に1回。夏場や汗を多くかいた日は早めに洗う

藍染道着は、藍の持つ防臭・抗菌効果により、頻繁に洗わなくても清潔に保てます。
スーツと同じように「稽古後に陰干しをしてしっかり乾燥させる」ことが基本ケアです。
表面に白い塩が浮いてきたら、それが洗濯の目安です。

⚠️ 夏場など汗を大量にかいた場合は、素材に関わらず早めに洗うことをおすすめします。
濡れたまま放置すると、カビや悪臭が発生する原因になります。

干し方のポイント


洗濯後の干し方も、道着を長持ちさせるための重要なポイントです。

・必ず陰干しする(直射日光は色褪せ・変色の原因)

・裏返しにして干すと、色落ちをさらに防ぎやすくなる

・ハンガーに通してしわを伸ばし、形を整えてから干す

・乾燥機は基本的に使用しない(縮み・型崩れの原因)

・生乾きのまま放置しない(カビ・悪臭の原因)

・藍染道着は水気が多い状態で干すと重みでしわが取れやすい

稽古後のニオイ対策

毎回の稽古後に洗濯できない場合でも、以下のケアを習慣にすることでニオイを抑えることができます。

① 道着をすぐに袋やかごに詰め込まず、広げて通気性の良い場所で陰干しする

② 必要に応じて消臭スプレーを使用する(藍染道着の場合は成分に注意)

③ ジャージやFT生地は稽古用、藍染は試合・審査用と使い分けると道着の傷みを軽減できる

④ 複数の道着をローテーションで使うことで、洗濯の負担も軽減できる

藍染道着は洗いすぎると藍が落ちてしまいますが、それでもニオイが気になる場合は
剣道具専門のクリーニングに出すことも選択肢のひとつです。
BUSHIZOでは剣道具クリーニングの取り扱いもございます。ぜひご活用ください。

▶ BUSHIZOクリーニングサービスはこちら BUSHIZOクリーニングサービス

まとめ

まとめ

素材別・道着の洗い方まとめ

ジャージ…洗濯ネットに入れて洗濯機OK。こまめに洗えて衛生的。

藍染(綿)…ぬるま湯での手洗いが基本。洗剤・洗濯機・乾燥機はNG。
 新品は使用前に「藍止め」を忘れずに。

FT生地(綿×ポリエステル混紡)…洗濯ネットに入れて手洗いモードで洗濯機使用可。
 他の衣類との色移りに注意。初回は単独洗いを推奨。漂白剤・乾燥機は使用しない。

◉ 干し方はすべての素材で陰干しが基本。乾燥機・直射日光は避ける。

◉ 洗濯後はすぐに取り出し、形を整えて乾燥させる。

道着は剣道家にとって、単なる「服」ではなく稽古の相棒です。
正しいお手入れを続けることで道着は長持ちし、藍染であれば使い込んだ独特の風合いも生まれてきます。

お手入れの手間を、稽古の一部として大切にしていただければ幸いです。
道着の選び方やお手入れに関するご質問は、BUSHIZOまでいつでもお気軽にどうぞ。

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BUSHIZOでは、初心者の方から有段者の方まで幅広い剣道着を取り揃えています。
ジャージ・藍染(綿)・FT生地(混紡)など、用途や好みに合わせてお選びいただけます。
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