高橋健太郎スタイル 剣道のための体づくり
今回も前回に引き続き、剣道日本代表トレーニングコーチ高橋健太郎先生に、剣道に必要なトレーニングとは何かを教えていただきます。第6回目となる今回は、肩を鍛えるトレーニング方法について教えていただきました。
ラットプルダウン
高橋「今度は肩周りですね。こういう形からいきます。それで、そのまま腕を上に上げます」
高橋「では、1~、2~で。肘が肩の高さと同じくらいになるように下ろします。そして、また上げます。上へ押し上げるようにして、また下げます。はい」
高橋「それで、その時に、肘が前に出てこないように横で。必ず横。そのまま横にして下さい。そのまま10回いきます。1~。下げるところで1回。2~、3~……10。はい、オッケーです」
ラットプルダウンバック
高橋「今度は少し後ろですね、後ろの肩甲骨を寄せるようなイメージで、後ろに」
高橋「今度は肘をここまで下げます。その時に肩甲骨が寄るというイメージですよね」
高橋「そして、肩のところまで上げて、肩のところまで下げる。さっきはここでしたけれども、もう少し下までいくというイメージです」
高橋「肩のところまでいく。その時、しっかりと胸を張る」
高橋「はい、いきます。これも10回です。1~、2~ですね、はい。俗に言うラットプルダウンバックというやつですね。はい、いきます。1~、2~……10」
次回 足を鍛える
今回は肩の鍛え方について解説いただきました。
日頃、腕を高く上げることが少ないため、耳の横で真っ直ぐ上に伸ばすのは痛いような、気持ちがいいような感じがしました。
また、スマホなどを使うことで背中を丸めた前屈みの体勢をとりがちな現代人にとって、この肩甲骨を寄せる動きは、固くなりがちな胸や肩や背中を動かすことのできる、とてもいいトレーニングだと思いました。
次回は、足の鍛え方を教えていただきます。どうぞお楽しみに!
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