子供の防具を選ぶための7つのポイント

2017年6月12日 • お役立ち記事, 剣道具の選び方, 剣道防具 • Views: 6781

基礎体力がつき、指導者の話も理解できるようになってくる小学生・中学生は剣道を習い始めるのに適した年齢です。そこで気になるのが、防具です。特に剣道経験のない親御さんはどういったものを選んだら良いのか、検討がつかないことでしょう。

今回は、小学生・中学生にぴったりの防具を選ぶためのポイントについて紹介します。剣道を習い始めた小学生・中学生のお子さんを持つ親御さん・また小学生を指導する指導者の方も必見です。

 

目次

選ぶ際に気をつけること

1.採寸方法

2.成長によるサイズ変動

  • 衝撃吸収力
  • 消臭対策
  • 垂れネーム
  • 価格
  • サイズ交換、返品保証

まとめ

 

選ぶ際に気をつけること

防具を選ぶ際には様々なポイントがあります。1つ1つ確認していきましょう。

 

1.採寸方法

子どもに限らず大人もですが、防具はきちんと身体に合ったものを使用しなくてはなりません。なぜなら防具は身体を守る大切な役割を果たしてくれるからです。身体に合っていない防具を使うと、その役割をきちんと果たしてくれないこともありますので、サイズ選びは重要です。

各部位の採寸方法について詳しく見ていきましょう。

 

面サイズを測るには、頭の縦と横の大きさを測ります。

縦の長さは、あごの先端から耳の前、つむじの中心という3つのポイントを押さえて、頭周りを一周した長さを測ります。

横の長さは、ちょうどはちまきをしめる眉毛の上辺りを水平に一周した長さを測ります。

金属製のメジャーですと頭にフィットしませんので、必ず布製、もしくは紙製のメジャーを使用してください。

見落としがちですが、物見という観点も必要です。あごの先端から目までの長さを測ります。個人差が特にでてくるところなので、注意しましょう。

 

  • 小手

小手サイズを測るには、手の平の長さと手の横幅を測ります。

手の平の長さは、中指の先端から手の平の付け根までを測ります。

手の横幅は、親指の付け根部分から水平に一周した長さを測ります。親指は入れず、手を広げずに自然に閉じた状態を測ってください。

 

  • 胴、垂

胴・垂れは身長、ウエスト、体重を基準にします。

 

2.成長によるサイズ変動

 

  • サイズ変動

子どもの防具を選ぶ上で一番頭を悩ませるのが、成長に伴うサイズの変動ではないでしょうか。成長することを見越して、大きめのサイズを買われる方が散見されますが、おすすめしません。例えば洋服でしたら多少大きなものを買っても大丈夫ですが、防具はそれが難しいです。

とはいえ、金銭的な理由で少しでも買い換えサイクルを長くしたいという親御さんの実際問題もでてきますので、理想論だけは言えません。その場合、面調整布団を使用すると良いでしょう。大きめの面を購入したとしても、面調整布団を面の内側に差し込むことで調整がききますし、成長して頭が大きくなっても、取り外すことで対応できます。薄手と厚手の2タイプあり、大体薄手ですと1㎝、厚手ですと2㎝程の高さがあります。初めて面をつける子どもにとってはフィット感もあり、衝撃吸収もしてくれるのでおすすめです。

面サイズが合っているかどうかは、後頭部が飛び出していないか、物見があっているか、おでことあごがぴったりと内輪にくっついているかで判断してください。特に物見が合っていないと視界が悪く、パフォーマンスにも支障が出てしまいますので、サイズ選びは入念に行いましょう。

小手、胴、垂れに関しては、大きいものを選ぶというのが特に難しいです。小手は大きすぎると竹刀をしっかり持つことができなかったり、まめができる原因になったりします。胴は腕を伸ばした際に胴胸の部分がつかえてしまいます。また、垂れも大きすぎると縛り方によっては腰に負担がかかってしまいます。

防具のサイズは剣道の パフォーマンスに影響を与える一因です。長く使わせたいという思いも大切ですが、しっかりと子どもの身体に合ったサイズを選んであげましょう。

3. 衝撃吸収力

竹刀で打たれると、防具をつけていても多少の痛さが伴います。痛さは子どもが剣道を嫌になってしまう原因にもなり得ますので、初めは衝撃吸収力が高いものを選んであげるとよいです。刺し幅が大きいほうが衝撃吸収力が高まりますので、購入の際には○ミリという刺し幅を参考にすると良いでしょう(手刺しの高価な防具は刺し幅を○分○厘と表しますが、小学生向けの防具は大半がミシン刺しですので、○ミリという表記を見てください)。

 

4.消臭対策

子どもよりも、親御さんが気になる点かもしれません。特に剣道経験のない親御さんですと、防具=くさいという印象を持った方が多くいらっしゃいます。しかし、きちんと手入れを行って清潔に保てば、そこまでにおいはひどくなりません。

 

嫌なにおいは、防具を使用後そのまま放置することで発生します。使用後は防具袋に入れっぱなしにせず、必ず外に出してください。面や小手は、濡らして固く絞った手ぬぐい等で汗や汚れを拭きとり、通気の良い日陰で干します。防具用の消臭スプレーをかけておくのも効果的です。

 

手入れが面倒・子どもがそこまでできないと思うという方は、洗濯機の利用が可能な、洗える防具を購入してみると良いでしょう。特に小手は洗濯機で洗えるタイプが多く販売されています。また防具のクリーニングを行ってくれるところもありますので、それらを利用するのも、消臭対策の1つの手段です。

 

においが嫌で子どもが剣道をやめる、なんて言い出さないように、使用後の手入れや、予め洗えるタイプの防具を購入するなど、消臭対策を考えておくと安心です。

 

子どもが剣道を嫌になりそうな理由を予めつぶしておく、という考え方も必要かもしれません。

5. 垂ネーム

防具の使用が始まると、それに伴い垂れネームが必要となります。垂れネームは道場によって字体を統一しているところがありますので、購入の前に通われている道場に確認しておきましょう。

 

6. 価格

先ほども述べましたが、子どもは成長が早いためすぐにサイズが合わなくなってしまうこともあります。初めは手ごろな価格帯の防具で十分でしょう。今は面、小手、垂れ、胴とセットになったものでも2万円台から購入可能です。防具は高い、と思われていた親御さんも驚かれるのではないでしょうか。それでも高いと感じる方は、他のスポーツと比較してみてはいかがでしょうか。定番の野球やサッカーも、ユニフォーム一式に必要な用具を揃えると、軽く2万円なんて超えてしまいます。

他にもスターターセットとして、剣道着、袴、防具袋、竹刀袋などがついた、かなりお得なタイプもありますので、防具一式以外にも必要なものがあれば、それらが揃ったセットを探してみるのも良いでしょう。

 

7. サイズ交換、返品保証

ネットで購入した場合、どうしてもサイズが合わないケースがあります。買いに行く時間がない、近くに防具屋さんがない、ネットの方が安い、など様々な理由でネットで購入される方がいらっしゃいますが、その際にはサイズ交換、返品保証があるか確認しておくと安心です。ネットで購入して商品が届いた際には、実際に着けて装着感を確かめてみましょう。

初めて使用する防具は多少固さなどあると思いますが、使用していくうちに馴染んでいくものです。しかし明らかに大きすぎる、小さすぎるなど合っていないと感じた場合には、サイズを交換してもらいます。ただし商品到着後○日以内の対応、というように期限が決められていたり、刺繍入りのものは返品不可などネットショップにより定められているルールも異なりますので、ネットで購入される場合には、予めこれらの確認は入念に行っておきましょう。

 

まとめ

剣道指導の心構えの1つに「生涯剣道」という言葉があります。剣道は生涯つき合っていくことができるものです。剣道を始めるにあたり初めての防具というのは記念になりますし、何より新しい防具というのは剣士にとっては大変嬉しいものです。

今回の記事を参考にぴったりの防具を探してみてください。

 

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