日本製 剣道防具「西都」十字刺 にカスタマイズ!レビュー記事

2023年10月8日 • スタッフブログ, 剣道具のレビュー, 剣道防具 • Views: 1140

初めまして!BUSHIZO渋谷ショールームの阿部です!

今回は先日特注で制作していただいた西都の面について紹介したいと思います。

リアルな評判や口コミを気にされている方も多いと思いますのでレビュー記事を書かせていただきました!

皆様の防具購入参考になれば幸いです。

  1. 西都とは

  2. 特注西都の紹介

  3. 実際使ってみての感想

  4. 最後に

1.通常の西都紹介

剣道をしている人ならこの防具を見たことがある人も多いかもしれません。もしかしたら使ったことがあるという人もいるかも?そんな有名で人気な防具「西都」ですが、一体なぜそんなに有名で人気なのでしょう。それは生産国と価格に秘密があります。

西都は日本剣道具製作所で制作されている“純国産”の防具になります。受注生産で注文が入ってからお客様に合わせて職人さんの手で一つ一つ制作されます。

ここで少し日本剣道具製作所について説明させていただきます。日本剣道具製作所は現在日本で唯一剣道具のすべてを制作することのできる会社です。国産剣道具の工場は年々減っています。そのような現状のなかで今もなお、一から剣道具を作っています。

話を戻しますが、日本剣道具製作所で作られた「西都」のクオリティはとても高く、国産防具を名乗るのにふさわしいものです。また、驚きなのはその価格です。一般的に国産のミシン刺し防具というのは防具一式で約20万円~のものが多いです。しかし、西都は防具一式で143,000円とまさに破格。この価格でクオリティの高い国産防具が手に入れられるというのだから人気なのも納得です。

【日本剣道具製作所】西都 -SAITO- 6mm刺 防具セット      【日本剣道具製作所】西都 -SAITO- 6mm刺 防具セット

宮崎県の伝統工芸品と名高い職人の技術を駆使してデザインされた西都-SAITO-防具シリーズ。武道具の町「西都市」からつけられた防具。西都は「剣道防具製造」として町のPRやふるさと納税のために作られましたが瞬く間に人気ブランドとなりました。コンセプトが町のPRとふるさと納税ということもあり、高品質低価格が再現されています。動きやすさを重視した軽量デザイン、高級感漂う美しい外観、職人の技術はそのままにリーズナブルな日本製防具です。
日々の稽古はもちろん、試合にもお使いいただけます。
歴史ある宮崎県西都より、伝統技の光る芸術品をお届けします。

2.特注西都の紹介

今回私は西都の面を特注で制作してもらいました。そのカスタマイズの内容について紹介しようと思います。

まず、通常の西都と私の西都の大きな違いは刺し方です。通常の西都は6㎜具の目刺しという刺し目なのですが、今回は5×5mm格子刺しという刺し方に変更しました。格子刺しにすることで手刺しのような風合いになり高級感が増します。さらに刺しの回数が増えることで、布団の締め付けが強くなり布団にコシが生まれ型をつけやすくなります。

次に飾り糸の色変更です。飾り糸は通常黒または濃紺です。今回私は濃茶に変更にしました。濃茶にすることで落ち着いていながらも、飾り気のある雰囲気に仕上がりました。また、顎とヘリ革、耳革の素材もクラリーノから紺鹿革に変更をしました。変更することで紺革の風合い、稽古を重ねることによって落ちる色の風合いを楽しむことができます。

 

 

 

3,実際に使用してみての感想

特注西都を実際に使用してみて感じたことは、思っていたより柔らかかったということです。もちろんある程度の硬さはありました。形もしっかりと付き、コシもしっかりありました。しかし、ほかの十字刺し防具に比べると柔らかい分類に入ると思います。程よいコシと柔らかさを兼ね備えているので竹刀を振り上げたりする際にも妨げにならず、使用していても型が崩れない、そんなバランスのいい防具に仕上がっていると感じました。

・最後に

いかがだったでしょうか。防具は一度買ったら長い間使うことができます。せっかく防具を買うのなら細かいところまでこだわりたいですよね。私の書いたこの記事が皆様の防具選びのお役に立てたら幸いです。何かわからないことがあったらぜひBUSHIZOにお越しください。お客様のご要望に沿った防具のご提案をさせていただきます!

 

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