苦しくない剣道マスクの作り方☆2種類【型紙不要・100均で買える材料で縫わずに作れる】

2021年7月22日 • お役立ち記事 • Views: 8202

新型コロナウイルス感染防止対策として、マスクやシールドを装着しての剣道の稽古をするようになり、約1年近くになります。

だいぶ慣れてきたとはいえ、季節はまたまた夏へと向かっており、やはり息苦しさは否めません。

そこで、少しでも涼しく、息苦しくない剣道マスクを手作りするのはいかがでしょうか?

「手作り~?ミシンとかで縫うのは苦手で…」という方のために、縫わない切ってアイロンをかけるだけという簡単なマスクを考えてみました。

(1)タイプ1

《材料》

冷感タオル(幅が十数cmしかないものではなく、30cm前後あるもの。)

これはユザワヤで購入したものですが、100均ほかさまざまなお店で販売しているかと思います。

表側

裏側

*春先はまだ入荷していませんでしたが、5月末くらいから、ダイソーでもスポーツタオルが入荷していました。

 

洗えるマスク(耳ゴム紐調節機能のあるもののほうが便利)

人によりサイズに違いがあるかと思いますので、完成してから調整できるため、耳ゴム紐の調節ができるもののほうがよいかと思います。

 

裾上げテープ(アイロン接着のもの)

水に濡らさないでアイロンだけで接着できるもののほうが使いやすいかと思います。

裏に粘着面

《道具》

裁ちばさみ

アイロン

アイロン台

ろうそく

冷感タオルは化学繊維なので、裁ち目は縫わずに熱で融かして処理することができます。

《作り方》

① 冷感タオルの端から20cmのところで切ります。また、上の両角を頂点から3cm切り落とします。

② ろうそくに火をつけ、冷感タオルの端をあぶり、融かして端の処理をします。こうすると、端を縫わなくてもほつれません。

ろうそくの火の上の方は温度が高いため、融けすぎたり焦げたりしやすいです。火の根元近くであぶるようにしましょう。やけどに注意!!

③ 洗えるマスクのゴムがついているところを、端から5mmくらいのところで左右両方とも切ります。

④ 冷感タオルの裏を上にして置き、③を角の端にのせて、1cmくらい折り返し、アイロンで軽く押さえます。

⑤ 裾上げテープを適度な長さに切り、折り返した端に合わせるようにのせます。この時、ぴったりよりも大きめに切っておいて、あとで調節すると、きれいに仕上がると思います。

⑥ 裾上げテープをアイロンで冷感タオルに接着させます。接着の仕方は、テープの説明を参照してください。

⑦ 裾上げテープのはみ出した部分をカットします。この時、端が浮いているようでしたら、端をアイロンでぴっちり接着させるとよいでしょう。

⑧ 反対側も同様にして、できあがり~♪

表側

裏側

(2)タイプ2

メッシュ地のマスクです。

《材料》

ダイソーのアームカバー

チューブ状になっているので、マスク部分が二重になり飛沫を抑えます。さらに、片側はより目の粗いメッシュ地となっていますので、そちら側を口に当てるようにすると、呼吸が楽になるでしょう。

マスク用のゴム

裾上げテープ(アイロン接着のもの)

水に濡らさないでアイロンだけで接着できるもののほうが使いやすいかと思います。

 

《道具》

裁ちばさみ

アイロン

アイロン台

ろうそく

こちらのアームカバーも化学繊維なので、裁ち目を熱で融かして処理するのに用います。

《作り方》

① アームカバーを、11cm程度の長さに裁ちばさみでカットします。

*端のゴム部分もカットします。

② カットした端をろうそくの火であぶります。そうすると、端が融けて固まるので、端の処理をする必要がなくなります。

③ 幅1cmの裾上げテープを4本用意します。

④ マスク用のゴムを2本用意します。(小さめは24cm、大きめは27cm)

⑤ アームカバーを裏に返し、上の端にゴムを1cm分のせ、その上に裾上げテープを置き、アイロンで接着します。

⑥ 同様に、下の端にもゴムを裾上げテープで接着します。この時、ゴムがねじれないよう注意します。

⑦ 逆側の端も同様に、ゴムを裾上げテープで接着します。

⑧ 裏返したら完成です。

表側

裏側(口に当たる側)

顔に装着した様子

横から

面を装着した様子 マスク部分が小さいので内輪に当たりません。

手軽に作れるマスクを2種類ご紹介しました。

これらは通気性がよいものとなっていますが、感染防止のためにはシールドも同時にご使用いただくことが必要かと思います。

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