”剣道は私の人生”ー元オランダ代表選手が、アートで表現した情熱

”剣道は私の人生”ー元オランダ代表選手が、アートで表現した情熱
2017年も終わりに差し掛かり、まもなく2018年を迎えます。 今回ご紹介するのは、2018年の剣道カレンダーを制作した元オランダ剣道代表選手、Seekee(シーキー)さんです。 どんな想いを込めてカレンダーを作ったのでしょう?  

プロフィール

Seekee Chung(シーキー・チャン) オランダ生まれの中国人。ハーグで23歳の時に剣道を始め、現在はロッテルダムの「不滅道場」で稽古をしています。趣味は、読書と”美味しい食べ物”探し。  

剣道、柔道、居合道……ずっと武道に興味があった

私が剣道に興味を持ったきっかけは日本の「アニメ」です。きっと多くの外国人剣士が私と同じ理由で剣道や武道に興味を持たれたのではないでしょうか? 最初は柔道と居合道を習っていました。興味があったのは剣道なのですが、気合を出すのが恥ずかしくて。でも、習ってみて気づいたのですが、柔道も剣道と同じく気合を出さなくてはいけませんでした。23歳の時に剣道を始め、今に至ります。 まだ私が10代の頃、柔術も試しに一度、習ってみたこともあります。でも、身体的な接触をどうしても受け入れることができませんでした。この点で、剣道は完璧です。 非常に女性にフレンドリーな武道だと感じます。  

日本の”封建時代”が好き

私は特に日本の”封建時代”が好きなんです。この時代のことは、アニメでもよく描かれているため馴染み深いです。 そして、剣道に関すること……例えば服や剣、武士道、武道などは、この時代のものにとても似ています。 全ての起源はこの時代にあるのではないでしょうか。  

剣道の練習時間は……

剣道を始めたばかりの頃は、週に2回ほど練習をしていました。 しかし、剣道にのめりこむに従って、他の道場に出稽古にも行くようになりました。 一時期は、週に4-5回は練習していたと思います。現在は代表チームから引退しましたが、週に2回の練習と月に1回のナショナルチームトレーニングに参加しています。  

アーティストとしての感覚を常に忘れたくない

小さな頃からものを作ったり、絵を描いたり、服を作ったり、ミニチュアモデルを作ることが好きでした。 でも、アーティストになることは選択肢にありませんでした。他のアジアのご家庭も同じかもしれませんが、お医者さんや弁護士、エンジニアになることが推奨されています。 でも、私はいつもアーティストとしての感覚を持つようにしています。仕事をしているときもです。 私のパートナーは、このことをとても支持してくれて、続けるようにと言ってくれます。 もしもあなたが、心の底から愛せることを持っているのであれば、自分自身を信じてください。 そしてそれを、一生懸命にやり抜いてください。たとえ芸術から離れていても、私はアーティストであるという感覚を失いません。 たとえ剣道具をつけていないときでも、剣士の志を忘れないことと同じです。  

剣道は私の人生。情熱をアートで表現したかった

このカレンダーは、私がとびきりの愛を注いだプロジェクトです。剣道は、私の人生。この情熱を絵で表現したかった。 残念なことに、アートは「いつでも、だれでも利用できるもの」ではありません。 でも、カレンダーという形だったら多くの方に楽しんでもらえます。 また、他にも剣道に関するアート作品はありますが、ほとんどはアクションシーンです。 私は、剣道の別の側面を表現したかった。このカレンダーで表現しているのは、剣道を今まさにプレイしている人々ではなく、普段稽古をしている人々の横顔です。 製作してみて大変だったことは、12枚のシーンをセレクトする作業。12枚違う絵を選ぶのは時間がかかります。  

一年の終わりに、先生方に感謝の気持ちを

1〜12月の12枚の絵のなかで、8月の絵は特に男性に好評です(笑)。 でも、私にとって一番大切な絵は12月。 この3人の後ろ姿は、私の先生です。 私が通っている「不滅道場」を創設なさったとても重要な先生方で、とても熱心に、多くの時間をご指導に費やしてくださいました。 12月は一年の終わりの年。 皆さんは、きっと一年の最後にそれぞれの道場の先生方に感謝なさるのではないでしょうか? わたしは、道場に迎えていただいてからずっと、先生方に感謝し続けています。  

剣道に感じる魅力

最初に剣道を始めた理由でもあり、魅力の一つでもあること。道着、袴、そして防具…何より剣道は、美しく格好良いです。 また、自分の心と身体を強くしてくれることも魅力の一つ。剣道は、不安定な自分の心を強くしてくれました。 でも、いちばん大切なのは、剣道を通して良きパートナーや友人に出会えたことです。 剣道は私に家族をくれました。  

編集後記

Seekeeさんのカレンダーは、2017年10月にオランダのロッテルダムで開催された「不滅カップ」で初めて披露されました。 優秀選手へのプレゼントとしても配布されています。 会場でカレンダーの現物を見て、日本の皆さんにも知っていただきたくインタビューを実施しました。 BUSHIZOでは、限定 割引価格で10点のみカレンダーの販売を行っております。 輸入品のため価格が高いですが、ぜひお手にとっていただきたく、できるだけ価格を抑えてご提供いたします。 こちらのインタビュー、商品を通して国境を越えた”交剣知愛”が広まれば幸いです。  

【限定10名様 45%OFF】剣道カレンダー2018!

商品名:KENDO CALENDAR 2018(2018年版 剣道カレンダー) オランダ人アーティストSeekee作。 剣道の練習シーンや試合のシーンではなく、人々の横顔に焦点をあてています。 Seekeeさんはオランダ元代表選手。第一線は退きましたが、剣道を通して心と身体を鍛え、大切なパートナーや友人に出会いました。 カレンダーには、Seekeeさんの剣道に対する感謝の気持ちが込められています。 特に男性から好評なのがセクシーな女性の後ろ姿を描いた8月。 Seekeeさんが一番思い入れのある1枚は、オランダの3人の恩師の後ろ姿を描いた12月の絵。「一年の終わりに先生方に感謝をしたい」という気持ちが込められています。 カレンダーとしても機能しますが、日常にちょっとした剣道アートを取り入れてみませんか? また、1年の終わりに先生方やご友人への感謝の品、クリスマスプレゼントとしてもおすすめです。 今回、通常価格9,720円を特別価格 5,400円でご提供します。 なお、大変申し訳ありませんが、特別価格でご購入いただけるカレンダーは、数に限りがございます。ご注文はお早めに。 商品購入ページへ
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