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【剣道界のApple】松勘工業
創業百十年を超える歴史ある剣道具の大手メーカー。(所在地:埼玉県加須市)
また、野球ボールのメーカーとしても有名です。
2015年世界選手権大会で日本代表が使用した「冠」シリーズの防具袋や、防臭効果のある糸を使った防具や道着など、積極的な商品開発に取り組んでいます。
プロフィール
松勘工業株式会社
代表取締役社長 安藤慎吾
1974年生まれ。大学卒業後、2年の米国留学を経てアシックスに入社。
シューズの企画開発・マーケティングに携わる。2003年松勘工業入社。2009年代表取締役社長に就任。
アイデアを出して独自路線を確立
安藤「メーカーでも独自路線を作っていこうということです。特に警察の方々との関係づくりに力をいれました。
彼らに商品提供を実施して、フィードバックを受け、どんどん良いものを作っていこうと。
各県警のトッププレイヤーの方々とやり取りしているメーカーは、ほとんどないのではないでしょうか」
ー独自路線をつくるには、トッププレイヤーに聞くことが近道であると。
安藤「安く仕入れて安く売るという路線ではなく、松勘というブランドイメージを活かしたかったのです。
安くないけれど品質が良いというイメージを保ちながら、
さらに使いやすい、個性があるというところにシフトしていきたいと考え、独自の路線が出来上がっていきました。
若い人たちにも「冠」、「活人」、「閃」を通じて<松勘>の認知度が高まったのではないかと、この10年で感じています」
有名選手も愛用する閃シリーズ
ヒット商品を生み出す秘訣
営業は警察の方々にもヒアリングして商品開発しているとのことでしたが、
剣道を実際にやっていらっしゃるのでしょうか?
安藤「少ないですよ。野球が好きで入社する人もいるし、剣道も野球もやっていない人もいます。
松勘は、近隣の学校授業用のジャージ体操着の販売もしています。武道と野球ボールと学用品の販売が三本柱になっています。
だから、武道しか販売していないメーカーさんに比べると、うちは少し視野を広く持てるかもしれませんね 」
ー武道用品以外の製造をしていることで、どういった気付きがありましたか?
安藤「例えば、昨年発売した「冠」のリュック式の防具袋。昨年より今年がブレークしていています。
3年くらい前の夏の甲子園大会で気づいたのですが、球児が使用するバッグがショルダー型から
バックパック型になり始めたんですね。出場校の半分くらいがリュックになっていました。
これ、ひょっとして武道業界でもウケるのではと思って、剣道専用バックパックを作ったんです」
大ヒットした「冠」シリーズの防具袋。
一番最初に作ったところは強い
安藤「色んな業界に言えることかもしれないのですが、一番最初に作ったところは強い。
良い物、売れるものができたらすぐに真似されますが、それでも一番最初に作ったところは絶対強いです。
作っていればどんどん改善点が出てくるので、都度マイナーチェンジしています。
作って売っていれば、どんどん変化を加えていける。例えば、壊れやすい部分をすぐ直すなど。
後から真似して作ると後手になるんです。だから、速くやらないといけない。スピード勝負ですね」
ゼロからイチをスピード感をもってつくれることが、御社の強みということですね。
しかも、視野が広いから色々なアイデアが出る。これからも革命的な商品開発が期待できそうです!
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