剣道防具のカビ予防と対処法まとめ!防具はもうカビさせない

2019年4月3日 • お役立ち記事, メンテナンス • Views: 27

久しぶりにこの防具使おうかな、と思ったら、カビ!そんなことにならないための予防法と、万が一カビが生えてしまったときの対処法を徹底解説いたします。決して安いものではない剣道防具。こまめなお手入れで、いや~なカビから守りましょう!

 

目次

剣道防具にカビが生える理由

防具にカビが生えないための対策

使用後にすぐ拭く

除菌スプレーをかける

風通しの良いところで乾燥

しまいっぱなしにしない

カビが生えてしまった時の対処法

表面だけの場合

ブラシで取り除く

除菌スプレーなどして乾燥させる

中までカビが繁殖してしまったとき

裏側に日光が当たるようにして、短時間天日干し

防具袋などのカビ対策も忘れずに

専門の業者に依頼する

防具を大切にすることは自分の心を磨くこと

 

 

 

剣道防具にカビが生える理由

そもそもカビは、どんな条件の下で生えるのでしょうか?

カビは、次の条件が揃ったときに生えやすくなります。

 

・栄養分(皮脂汚れやホコリなど)

・酸素(カビは好気性なので、呼吸のための酸素が必要)

・温度(0~45℃、特に20~40℃を好む)

・湿度(70%以上)

 

梅雨どきは温度も湿度も高いので、カビの繁殖が最も心配なシーズンですよね。一方で、冬は乾燥しているため、カビが生えにくいと思われるかもしれませんが、密閉した室内では結露が生じやすくなり湿度も高めになるため、冬も油断はできません。日本の住環境は、一年中カビが生えやすいと言えるのではないでしょうか。そこに、汗や皮脂で汚れた剣道の防具が置かれていたら、カビの格好のターゲットになってしまいます。

防具にカビが生えないための対策

カビが生える条件は上述の通りなので、カビを生えさせなくするには、4つの条件を満たさないようにすればいいわけですよね。ただし、上述の条件の中で、温度のコントロールはなかなか難しいので、残りの3条件についての対策ということになります。

それでは、カビを予防する対策を具体的に見ていきましょう。

 

使用後にすぐ拭く

稽古中に付着した汗や皮脂汚れをそのままにしておくと、カビの栄養分になってしまいます。ですから、稽古の後はなるべくすぐに、濡らした手ぬぐいやタオルで面や小手の内側などをきれいに拭き取ります。ですが、それをそのままにしておくと水分が残ってしまい、またカビの原因となりますので、最後に乾いた布で、から拭きしておくとよいでしょう。

 

除菌スプレーをかける

さらに除菌スプレーをかけておくとよりカビの防止に効果があります。なお、このときに用いる除菌スプレーは、一般的な市販の除菌スプレーではなく、大豆アミノ酸などの天然原料から作られている剣道の防具専用のものを用いた方が、消臭や除菌の効果が高いでしょう。

風通しの良いところで乾燥

せっかくきれいに拭いたとしても、その後湿度の高いところに置いておけば、カビの生えるリスクは高まってしまいます。ですから、防具は、風通しの良いところに保管するようにしましょう。剣道の防具や道着に用いられる藍染めは紫外線に弱いので、直射日光が当たる場所に置かないようにします。

また、乾燥というと、ドライヤーや乾燥機が思いつくかもしれませんが、防具に熱を加えると縮んでしまいますので、高温での乾燥は避けたほうがよいでしょう。ただし、熱を加えない送風であれば、特に問題はありません。

 

しまいっぱなしにしない

防具を長く使わないときも、防具袋や段ボールなどに入れたままにせず、着物などと同様、年に一度は虫干しするとよいでしょう。その時も、直射日光に当てるのではなく、陰干しにします。

また、長期間しまっておく場合は、剣道防具専用の桐箱に入れておくという方法もあります。桐は着物や人形の保管にも用いられる通り、湿度を一定に保とうとする働きがあるほか、タンニンなどによる抗菌・防腐・防虫の効果もありますので、カビの心配がなくなりますね。

もしご自宅にスペースがあるという方は、飾っておくという方法も。防具屋さんのショーウインドウに置かれているような感じにディスプレイしておくことができれば、防具達も喜びますし、常に防具を目にすることで、剣道熱を持ち続けることができるかもしれません。ただし、もちろん直射日光の当たる場所では色が抜けてしまうので、置き場所は考えなくてはなりませんよね。

カビが生えてしまった時の対処法

それでもやはりカビが生えてしまうことはあるものです。そんな時のために、カビの生えてしまった度合い別に対処法を見ていきましょう。

表面だけの場合

ブラシで取り除く

まだカビが生えたばかりで、表面だけしかカビがない場合、靴磨き用のブラシや歯ブラシのような、毛足の長い固めのブラシで、カビを取り除きます。このとき、縫い目や織り目の溝の部分にカビが入り込んでいることが多いので、そこもしっかり忘れずにかき出しておきましょう。ちなみに、カビではないですが、汗が乾いて塩をふいているものは、塩の部分だけ濡らしてブラシでこすってしまうと、そこだけ藍が落ちて色が抜けてしまうので、すこし広い範囲まで濡らしてこするようにします。

除菌スプレーなどして乾燥させる

見た目にはカビがないように思えても、カビの胞子などが残っている可能性もありますので、最後に除菌スプレーをかけて乾燥させておくと、安心ですね。

 

中までカビが繁殖してしまったとき

裏側に日光が当たるようにして、短時間天日干し

 

表面のカビを取り除いてはみたものの、すぐまたすぐにカビが生えてくるような時は、繊維の中のほうまで、カビが繁殖してしまっています。そんな場合は、何度表面を拭いても、中まで繁殖しているカビを取り除くことはできないので、根本的な対策が必要になってきますね。

上述の通り、防具に直射日光は厳禁なのですが、表面のカビを取り除いた後、短時間の天日干しを行なって、カビを死滅させる方法があります。ただし、その場合でも、防具の表側ではなく、色が抜けても比較的差し支えのない裏側を直射日光に当てるようにしましょう。

 

防具袋などのカビ対策も忘れずに

防具にものすごくカビが生えているということは、防具を入れておいた防具袋や段ボールなどにも、たくさんカビが繁殖しているということ。ですから、洗えるのであれば、防具袋は丸洗いし、段ボールなどの場合は処分して新しいものに取り替えた方がよいでしょう。

せっかく防具のカビを取り除いても、またカビだらけの入れ物に戻してしまったら、またすぐにカビが生えることになってしまいますよね。

 

専門の業者に依頼する

自身でいろいろ対処してみても、あまりきれいにならない時や、何となく心配な時、また、自分ではどうすることもできないほどカビが生えてしまった時などは、剣道の防具を洗ってくれる専門の業者を頼ってしまったほうが早いかもしれません。繊維の奥まで洗ってもらえるので衛生的ですし、気になる臭いもなくなり、すっきりとした気分で稽古に臨めるでしょう。

もちろん、カビや臭いの予防のために、定期的なクリーニングをするというのも一案ですよね。

 

防具を大切にすることは自分の心を磨くこと

大切な防具と長くつきあっていけるためにも、日頃のこまめなお手入れが欠かせませんよね。剣道は、『礼に始まり、礼に終わる』とよく言われますが、それは自分の防具に対しても言えること。

自分の大切な道具を丁寧に取り扱うことは、結果として、自分の心を大切に取り扱うことにつながるのではないでしょうか。

 

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