今回は、剣道初心者の皆さんが剣道を始めるにあたって知っておきたい剣道の基礎知識についての解説シリーズの第5回目です。
解説して下さるのは、大須賀武道具店のMAYUさんと、RYOKOさん。
5回目の今回は、防具の着け方です。
5.防具の着け方
MAYU & RYOKO「皆さん、こんにちは」
MAYU「剣道具専門店大須賀のMAYUです」
RYOKO「RYOKOです。剣道初心者の皆さんのための動画です。それではご覧下さい」
MAYU & RYOKO「どうぞ~」
垂れのつけ方
MAYU「これから防具を着けていきます。まず垂れから着けます」
MAYU「垂れは、立て膝になっておなかに当てます。そして後ろで交差させます」
MAYU「そしたら真ん中の垂れの下の部分で蝶結びをします。このとき、きつく結んだ方がずれにくくなります」
MAYU「結び終わったら、中にしまって、少し整えたら完成です」
胴のつけ方
MAYU「では、続いて胴を着けていきます」
MAYU「まず胴をおなかに当てたら、長いほうをこちらから反対側に持って行きます」
MAYU「そして、まず輪っかの中に紐を通します」
MAYU「乳革に通したら、輪っかを作ります。そして、紐をここの肩の紐の下を通して、輪っかの中に紐を入れます」
MAYU「そして、引っ張って端っこの紐のと同じ長さにして完成です」
MAYU「最後にここをぐっと引っ張ると取れにくくなります」
MAYU「反対側も同じようにやります」
MAYU「まずは上の長い紐を後ろから交差にして通して、乳革に紐を通します。そして、輪っかを作って肩の紐に回して、穴に入れて引っ張ります」
MAYU「同じ長さになったら肩の紐を引っ張って完成です」
MAYU「つづいて、後ろの紐を蝶結びしていきます。こちらの下の部分の短い紐を後ろで蝶結びします」
MAYU「そしたら完成です。このように結びます。これで胴の着け方の説明を終わります」
手ぬぐいのつけ方
MAYU「では、つづいて、面を着けていきます。まず、手拭いです」
MAYU「手拭いは、髪が出ないように、前髪をしっかり入れて、耳にかけます」
MAYU「そうしたら、端っこの部分を反対のほうに交差させます」
MAYU「そして、後ろで押さえて、前のひらひらを上に持って行きます」
MAYU「そして、最後にひらひらを中にしまって完成です」
面の着け方
MAYU「つづいて、そのまま面を着けていきます」
MAYU「面を片手で持ったら、顎から入れていきます」
MAYU「着けたら、面紐をぎゅーっと引っ張っていきます」
MAYU「引っ張ったら、ここの紐のところと同じように後ろに持って行って蝶結びをします」
MAYU「そして、面紐の長さを揃えて引っ張り、ぎゅーっととれないようにします」
MAYU「そしたら完成です」
MAYU「このように結びます」
次回は、着装のポイント
今回は、防具のつけ方を解説いただきました。
解説動画はこちら→【防具のつけ方】OSUGirlsの剣道講座-大須賀 Part5
美しい着装になるためには、正しい着け方で防具をつける必要があります。防具をつけたあとは、鏡で自分の姿を確認して、胴の高さはちょうどいいか、面紐を後ろで結ぶ高さは低すぎないか等を見てみるとよいでしょう。着装については、気をつけるポイントがいくつかあり、それは次回の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
手ぬぐいの着け方は、慣れて上手になるまでは何度も練習が必要でしょう。
次回は、着装のポイントを教えていただきます。お楽しみに!
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