高橋健太郎スタイル 剣道のための体づくり
今回も前回に引き続き、剣道日本代表トレーニングコーチ高橋健太郎先生に、剣道に必要なトレーニングとは何かを教えていただきます。第4回目となる今回は、具体的に体幹を鍛えるトレーニング方法について教えていただきました。
体幹を鍛える
高橋「まずプランクからいきます。体幹のトレーニングの一つなんですけれども、腹筋・背筋等を使ったトレーニングになります。
はい、じゃあプランクのほうを始めて下さい。それで、肘と肩が90度になるようにしてください。顔は真っ直ぐ。
お尻のラインは踵までについて真っ直ぐになるようにしてもらえるといいです」
高橋「そして、この姿勢をキープしたまま、約20秒間いきます。はい、じゃあいきます」
高橋「1、2、3…10、1、2、3…10」
高橋「はいオッケーです。結構きついと思います」
高橋「今のプランクと同じようにですね、今度は横向き。はい」
高橋「この状態ですね、横向きのこれもプランクと同じように体幹のトレーニングになります。特に、腹筋・背筋ですね。腹筋群には真っ直ぐの筋肉である腹直筋と斜めになっている腹斜筋があるのですが、腹斜筋もこれはかなり強く鍛えられます」
高橋「それではこのまま、また20秒いきます。1、2、3…10、1、2、3…10」
高橋「はい、オッケーです。これは左右あります。同じように、肩から踵のラインが真っ直ぐになるようにしてもらいます。肘、肩90度でいきます」
高橋「はい、また20秒いきます。始め。1、2、3…10、1、2、3…10。はい、オッケーです」
高橋「もうひとつ、プランクと同じようなものなのですけれども、今度は上向きで肘をつきます」
高橋「そういう感じ。はい、そうですね」
高橋「さっきと逆ですね、今度は腹筋(腹直筋?)のほうに力がかなり必要となってくるかと思います。もう少しおなか上げて。はい、いきます。これも20秒間です。1、2、3…10、1、2、3…10」
高橋「はい、オッケーです」
高橋「これは20秒を1セットと考えてもらって、約2セットとかをやってもらえるといいかと思いますが、体力レベルにあわせて10秒であったり15秒であったりというのは個人個人の能力によってその辺を決めてもらえればいいかと思います」
次回 下半身を鍛える
今回は体幹の鍛え方について解説いただきました。
解説動画はこちら→ 日本代表コーチが語る 剣道に必要なトレーニングとは【高橋健太郎氏】#04 体幹
体幹のトレーニング方法の一つとして、何種類かのプランクを教えていただきました。それぞれ1セット20秒を2セットでいいということであれば、私にもできるような気がしてきましたが、三日坊主ではダメで継続することが大事なのですよね。
次回は、上半身に引き続き、下半身の鍛え方を教えていただきます。どうぞお楽しみに!
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