【武扇】扇風☆これでジャージ!?綿道着と見間違うほどのクオリティ!袴も発売開始

2021年10月3日 • お役立ち記事, 道着・袴 • Views: 4972

コロナウイルス感染予防のため、なかなか思うように稽古が出来ない日々が続き、歯がゆい思いの剣道家の方がたくさんおられることと思います。

多少稽古が出来ている中でも、マスクやシールドを装着しての稽古は、真夏に較べれば多少涼しくなったとはいえ暑く苦しく、少しでも涼しく稽古したいもの。

そこで、木綿の道着よりもジャージ製の道着を選ばれる剣士の方も多いのではないでしょうか?

ですが、ジャージ道着は、木綿の道着と較べて、涼しい、速乾性があるなどのメリットがある一方、見栄えの点で劣る、吸水性が低い、などのデメリットがあることは否めません。

ところが、そんなジャージ道着の常識を覆すようなジャージ道着が開発されました!

それが、この扇風です。

扇風1

 

ちなみに、この扇風を開発したのは、2004年創業の新しい武道具メーカーである株式会社福武さん(福岡県福岡市)。

武扇の商標で、『伝統に新風を…』をコンセプトに材料から仕立てまでを行ない、剣道の伝統を重んじつつ、丸ごと洗える防具『守破離シリーズ』や内輪を外して洗うことができる『武扇Wシリーズ』などの革新的な商品を製造されています。

この扇風も、新高機能素材STC(science and technology cotton)というポリエステル100%の繊維を伝統の織刺製法で織り上げた世界初の剣道着!

今回は、この扇風について、実際に稽古で着用するなどした感想などを記していきたいと思います。

1 商品の特徴

こちらが扇風です。

BUSHIZO通販サイトより

生地拡大

扇風5

ジャージ道着に見えますか?どう見ても、藍染めの綿道着ですよね。

私が稽古で着たときには、自分から言わない限り、これがジャージ道着と気づく人はほぼいませんでした。

裏側

扇風6

襟元を拡大してみると、点線のとおり、襟ぐりがS字縫製となっており、気になる胸元の崩れを解消しています。

また、従来の道着のように直線的な縫製ではなく、緩やかな曲線縫製にすることで腕が動きやすく、余計なごわつきが少なくなっており、着心地がよくなっています。

さらに、背継仕立てのため、立ち姿を美しく見せ、生地が突っ張りにくく、動きやすくなっています。

 

2.着心地

7月中頃のある晴れた日、実際に稽古で使用してみました。

実は、私自身、ジャージ道着がとても苦手。

なぜなら、道着が汗を吸わないため、汗が身体の表面を川のように流れて、あまり気持ちがいいものではないのと、何となく道着の中が綿よりも蒸れる気がするからです。

さて、そんな私ですが、扇風ならどうでしょうか。

私は、稽古場まで道着袴で行くのですが、いつもなら稽古場に着く頃には汗だくになってしまうところが、扇風を来ていた日は、炎天下を歩いても道着を風が通り抜け、涼しく歩くことが出来ました。

稽古中は、かいた汗を十分に吸水してくれるので、私の苦手な汗が流れる感じもありません。

しかも、綿とは違って、吸った汗がすぐ乾くので、道着がびしょびしょという感じにもならず快適でした。

また、綿道着につきものの、身体への色移りも全くありませんでした。

 

3.洗濯・乾燥

扇風はジャージ道着なので、洗濯機で洗濯が可能です。

今回は、普通に洗濯洗剤で洗ってみました。使ったのは、花王ニュービーズ リュクスクラフトです。

洗う前に計測してみます。

着丈は79cm、背中心から袖口までは57.5cmでした。

1回目の洗濯中の水の色。

わかりにくいですが、全く色落ちしていません。

そして、洗濯機から出して干した扇風。

全くしわができておらず、この時点でもうほとんど乾いているかのようにさらさらです。

乾いた扇風を測ってみます。

着丈は79cm、背中心から袖口までは57.5cm。

縮みは全くありません。

 

袴も発売開始!

また、このほど、扇風の袴も発売されました!

若干薄めではありますが、道着と同様に綿素材のような風合いです。

後ろに置いたものはジャージの袴です。

分かりますでしょうか。裏が透けて見えるほどの薄さです。

内ひだはもちろん、外ひだ縫製もなされていて、洗濯機だけでなく、乾燥機までOKという画期的な商品となっています!

まとめ

扇風は、綿道着とジャージ道着、両方のいいとこ取りをした、新時代の剣道着と言えそうです。

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扇風1

皆さまも、扇風の道着・袴をセットでいかがですか?

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